今日は元日。
新しい年2007年が始まりました。
妻は新年早々パートで出勤。
「2007年がいい年になるよりますように」と念じつつ、単独で愛宕神社への初詣登山を行いました。

本日のウオーキング歩数、27,257歩。

2007年1月1日(月)




JR奈良線に乗車。
みやこ路快速に乗りましたが車内は満員。
先頭車両の最前列に陣取り運転士気分に。
狭軌って本当に狭いなと改めて感じます。



時刻は正午。
午後からは雲が広がるようですが、この時間はとってもいい天気!
ここ京都駅前から清滝行きのバスに乗ろうとしたのですが出たところで、次のバスは1時間待ち。
諦めてJR嵯峨野線で嵯峨嵐山駅まで行くことにします。



嵯峨野線ホームへ。
関空特急「はるか」が停車中。
車体上部からディーゼルエンジンの黒煙が上がるのを見て「はるか」はディーゼルだって知りました。



嵯峨嵐山駅着。



トロッコ嵯峨駅も正月の装い。



今は道路になっている旧愛宕鉄道の線路跡を歩きます。



愛宕山の常夜灯。



清涼寺(釈迦堂)着。



山門。



山門の説明。



境内へ。



多宝塔。



本堂。
嵯峨野にある多くの寺のうち国宝の仏像があるのはここ清涼寺のみ。



本堂前には門松が。



境内を後に。
遊女「夕霧」ゆかりの石柱がありました。



ゆっくりと歩いていると、こんな建物が目にとまりました。



慈眼堂だそうです。



路傍にはいくつも石地蔵があります。



中院山荘跡の説明板が。



どうやらこの塀の向こう側の建物のようです。



素晴らしい嵯峨路。



「思い出博物館」前通過。



青空に映える建物。



五山の送り火の「鳥居」の火床がある曼荼羅山。



辻にある石地蔵。



繁忙期でなければ、このお店に頼めば鳥居の火床に上がらせてもらうことも可能。
曼荼羅山はこのお店の方の所有なのです。



まゆ村さん着。
この下のお店に副村長さんがおられましたので新年の挨拶をしました。



もう正午をかなり過ぎた時間。
「まゆ村さんの上のお店に寄って村長婦人にご挨拶を」と思ったんですが先を急ぐので断念。



化野(あだしの)念仏寺前通過。



何とも言えない味がある鳥居本の家並み。



苔むした屋根。



愛宕神社の一之鳥居通過。



鳥居の下のお店もお店の周囲も正月の装い。



愛宕(おたぎ)念仏寺前通過。



清滝トンネルへ。
この道路は旧愛宕鉄道の線路跡で、清滝トンネルは単線だった愛宕鉄道のかつてのトンネルだったのです。



携行しているライトを点灯した上でトンネル内へ。



戦時中に愛宕鉄道が廃止された後このトンネル内部は軍需工場になり、多い時でこの中では500人以上の人達が働いていたのです。



トンネル内をドンドン進みます。



カメラのフラッシュを焚かずに写真を撮ると・・・・。。



清滝側出口へ。



旧愛宕鉄道の清滝駅跡着。
今ではバスの発着場になっています。
1929年開業の愛宕鉄道は、嵐山駅からここ清滝駅までの平坦線が3.4キロありました。
ゲゲッ!出発が約1時間後だった京都駅発清滝行きのバスが私よりも早くもう着いていますがな。(;一_一)



渡猿橋で清滝川を越えます。



登山口へ。
この鳥居の右側には愛宕鉄道鋼索線の清滝川駅があり、愛宕山頂駅までの2.0kmをケーブルカーで結んでいました。



道の脇の石地蔵さまが登山の安全を念じて下さっています。



登山道右側には愛宕ケーブルの線路跡が。



愛宕ケーブル高架橋跡。



山岳遊撃開始!



落雷の跡。



ひうち権現跡。



「ひうち権現」の説明板。



ドンドン標高を上げます。
18丁目の壺割坂通過。
暑くて汗が滴り落ちます。



町石。
ここ愛宕山登山道に町石があるのは知らなかったのですが、犬夜叉さんに教えてもらいました。



時刻はもう午後2時をまわりました。
遅い昼食を摂ることに。
メニューはカップ麺と、京都駅で買ったサンドイッチ。
汗だくなのでここで上着を全て着替え、上半身は半袖Tシャツ1枚になります。



25丁目着。
っこが登山道のちょうど中間地点。



25丁目の茶屋跡。



30丁目。
無雪登山になるかと思っていたんですが、この辺りから雪が目立ち始めました。



大杉大神前通過。



水尾との分岐点。



登山道から外れ、愛宕ケーブルの山頂駅跡へ向かうことに。



愛宕山頂駅着。



駅舎跡内部へ。



1944年に愛宕ケーブルが廃止されて以来、実に60年もの長きの間 風雪に耐えて形を残してきたこの駅舎。
そんな駅舎にたまらない愛しさを感じます。
朽ちかけの階段を通り2階へ。



コンクリート製の庇に積もる雪。



多くの観光客が眺めたであろう窓の外の風景を、時を経て再び私が見る・・・・・。
何だか不思議な気がしてきます。



階段を下りて1階へ。



ケーブルカーの発着場跡。



風化が進む柱と天井。



かつては人々の賑やかな話し声がしていたであろう駅舎。
今は、ただ通り抜ける風の音がするのみ。



愛宕山頂駅を後に。



表参道まで戻り更に標高を上げます。



黒門着。



黒門の説明。



雪が深く滑り易くなってきました。



登りきりました。
40丁目を通過。
愛宕神社へ。



イノシシ発見!
今年の干支のイノシシです。



屋根にはあまり雪がありません。



誰が作ったのか可愛い雪ダルマが。(#^.^#)



汗だくになったはず。
時刻はもうとうに午後3時を過ぎているのに気温が+3.5℃もあります。




本殿で参拝した後、境内をまわります。



下山開始。



そろりと夜の闇が忍び寄る時間になりました。



愛宕山の永代常夜灯。
「正真正銘」の愛宕山常夜灯です。



下山路で暗くなりました。
下山途中でライトを持たない子ども連れの方を見つけました。
漆黒の闇に包まれる夜間帯の愛宕山での行動は、私のように一定愛宕山になじんだ者にとっても極めて危険。
ゆえに、その家族の方をフォローしながら下山。
下山途中で他にも何組かのライトなしで下山する子ども連れの家族の方にも遭遇。
その方達も全てフォローしながら下山。
新年早々、私の経験を活かして 困っている人の手助けができたのでとっても嬉しかったです。



無事に下山完了!





穏やかな一日になった元日。
この1年がいい年になりますように!


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