今日は、土曜出勤の代休日。
昼前から、ウオークで太秦の大映通り商店街を目指しました。
目的は、京都太秦シネマフェスティバルに協賛して行われている「歩いて楽しむ昭和シネマの町」で各商店に張り出されている数百枚の懐かしい映画ポスターを見ること。
本日のウオーキング歩数、約35,000歩。
2007年3月19日(月)
山科川通過。
堤防にはセイヨウカラシナの花が咲き誇っていました。
御陵の大階段着。
当然ながらアタックします。
見た感じほどきつい階段ではなくすぐに上りきれます。
階段を上がりきると正面には明治天皇稜。
伏見桃山城方面を目指します。
途中にある池。
雨の日には馬に乗った武士が池の上に見えることがあるなんてうわさがある池だそうです。
伏見桃山城。
キャッスルランドが閉園になってから間近で見る機会がなかったんですが、今日はなぜか出入り口が何ヶ所も開いていて自由に出入りできました。
雄大な城。
元々の城ではなく鉄筋コンクリートの模擬天守なんですが、本物の城のような雰囲気が漂います。
大きな石が横倒しになっていました。
「昭和7年」と刻まれています。
城の近くにキレイに咲く花。
伏見桃山城を後にして北上。
高原歩きの気分を味わえるような西側の眺め。
JR藤森駅前通過。
駅横の無人野菜販売所。
「人は善だ」と信じているであろう経営者の心意気が嬉しい販売所です。
街道歩きの雰囲気。
それもそのはずで、この道は「東海道57次」のコースなのです。
鉄路。
魅力的な響きです。
瑞光寺着。
瑞光寺に短時間ですがお参り。
宝塔寺。
寄っている時間はないので門前を通過。
ぬりこべ地蔵着。
ぬりこべ地蔵は「歯痛にご利益がある」とされています。
それ以外にも、様々な病気の快癒・軽減にご利益があるということです。
願い事があるので心を込めて手を合わせます。
ぬりこべ地蔵を後にして更に北上。
きれいな花が咲いているのを見かけました。
伏見稲荷大社の側面へ到着。
こんな場所からですが境内へ。
おキツネ様がお出迎え。
千本鳥居へ。
何度来ても千本鳥居は凄いなって思います。
おもかる石へ。
今日はまた違ったお願いに来ました。
キツネの顔の形をした絵馬。
ベースの顔の絵に、様々な書き込みができるようです。
伏見稲荷大社境内の池。
伏見稲荷大社を後にして更に北上。
鳥居に使う木が積んであります。
真新しい案内板。
なぜかほとんど人が通らないコースに設置されています。
東福寺着。
境内へ。
重要文化財である東司。
東司は禅宗七堂伽藍の一つで東浄(とうちん)とも言います。
仏殿の法堂に向って右側(東側)に並ぶ僧侶が使う厠の事で、左側(西側)を西浄(さいちん=雪隠のことばの語源)と言いました。
ここ東司内部には、このように当時の厠がそのままの姿を残しています。
臥雲橋を渡ります。
臥雲橋の上から見る通天橋。
東福寺を後にして宝樹寺着。
ここ宝樹寺は、牛若丸と縁がある寺なのです。
腹ペコで、たかばし着。
今日は月曜日で、しかも昼食時間からは結構時間が経っているので行列はできていません。
たかばしで久しぶりにラーメンを食べることができます。
肉なしの大盛。
そしてネギは多め。
これでいくらかと言うと、何と550円。
安くてうまい!!
牛負けた・・・・・基!うまかった。
たかばしを後にして京都駅へ。
時間がないのでウオークは中止し京都駅からはJRに乗って太秦に向かうことにします。
そうでないと、せっかくの映画のポスターを見ることができないかもしれない時間になってきました。
JR太秦駅着。
東映京都撮影所へ。
ただし、ここは一般客が入るゲートではありません。
関係者以外立ち入り禁止。
大映通り商店街へ。
出ました!!!
懐かしい映画のポスターです。
解説は不要。
以下、様々なポスターをご覧ください。
・・・・・・・。(^^♪
三吉稲荷着。
1928年に太秦日活撮影所の建設が始まった時、付近の竹やぶにあった2つの祠を1カ所にまとめて祀ったのがこの三吉稲荷。
完成した1930年にこの地に複数の神が合体しためずらしい神社ができました。
境内の石碑。
周囲には入江たか子さんや伴淳三郎を始め戦前の映画史を飾ったスターたちが寄進した石柱が所狭しと建てられています。
再び大映通り商店街へ。
「怪竜」という名前も珍しいですが、時代劇に怪竜が出るということもとっても凄い発想だなって思います。
この映画は観たような記憶があります。
何と!
今日から京福電鉄の一部の駅で駅名変更がありました。
駅名変更当日にこの太秦広隆寺駅に来ることができました。
この駅は昨日までは「太秦駅」だったのです。
火の用心さんに教えていただいたお店へ。
おいしそうなこのスイートポテトをお土産に買いました。(この写真は帰宅してから写したものです)
蛇塚古墳着。
古墳時代後期の7世紀に造られたこの古墳は京都最大。
全長約75メートルの前方後円墳で、奈良の石舞台より大きな古墳でした。
蛇塚古墳の説明。
巨石の石組み。
何だか一度崩したものを積み上げたような感じがします。
住宅が建ち並び、奈良の石舞台より大きいという往時の面影は今はもうなくなってしまった蛇塚古墳。
古墳内部。
蛇塚古墳を後に。
お寺だと思って近づいたここ。
お寺ではありませんでした。
映画のセットの材料が積んでありました。
ということは・・・・・・。
そう!
映画会社でした。
松竹京都映画株式会社でした。
映画のセットってこんな風にも造ってあるんですね。
手前にピントが合ってしまって観にくいのですが、「御宿」と墨で描かれた提灯のようなものが見えています。
これも映画のセット。
「おかだ産婦人科」と書かれています。
ひよっとしたら、映画でこの産婦人科医院を観た方もおられるかもしれません。
松竹京都映画株式会社の正門。
残念ながら一般客の見学はできないようです。
三度大映通り商店街へ。
舟木一夫さん。
島根刑務所ってのは実在するかどうか?
この映画のポスターを見てとっても気になり調べてみました。
その結果、「島根刑務所というのは存在しない」ってことが分かりました。
ただし松江刑務所ってのはあるようです。
恐竜怪鳥伝説。
おもしろそうですね。
「銀恋」は知っていましたが「浪花恋」があるってことは知りませんでした。
「浪花恋」こと「浪花の恋の物語」のポスターです。
こんなのがありました。
寅さんはご存知でしょうが、寅さんの他に皆さん方の知っている俳優さんがおられますでしょうか。
私は何人かは名前が言えます。
顔は知っていても名前を思い出せない俳優さんもいます。
広隆寺境内へ。
サクラが咲く寸前になっていました!
大酒神社。
秦氏ゆかりの神社とされています。
何と!
祭神は秦始皇帝。
太秦映画村へ。
映画村の内部。
も、戻ったものはいないって・・・・・。(@_@;)
何もかも映画に徹している雰囲気が素晴らしいです。
こ、怖そう。
godzillaは「危ない場所」などといわれている場所に真夜中にたった一人で行くことはほとんど躊躇せずに行くことが可能。
しか〜し!
遊園地などのお化け屋敷は大の苦手。
こんなお化け屋敷には絶対には入りません。
入るとしたら、誰かの後についてでなければ不可能でっす。(;一_一)
いい名前のレストラン。
映画って本当にいいなって思います。
映画と縁が深い京都。
そんな面を持つ京都の素晴らしさを、太秦界隈を歩いてみて改めて感じることができました。
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