今朝、台風4号が近畿地方をかすめて通過。
列島に大きな被害を与えて通り過ぎた台風は、幸いなことに私の生活ゾーンにはほとんど爪跡を残しませんでした。
自由になる時間を最大限利用して、宇治川と木津川を訪れました。
「水の脅威」を実感させる両河川でした。

本日のウオーク歩数22,727歩、約750キロカロリー消費。


2007年7月15日(日)




宇治川左岸着。
塔の島へ渡る喜撰橋が閉鎖されていました。



喜撰橋下の流れ。
驚くほどの増水。



塔の島最南端。
水の流れで島先端が激しく洗われています。



観光船が激しい流れに翻弄されています。



普段宇治川にいるアヒルも、今日は陸上の池に避難。



宇治川中の島は、十三重の塔がある「塔の島」と。「橘島」の二つからなります。
その二つの島を結ぶのがこの「中の橋」。
普段は橋の下の水はチョロチョロ流れているだけですが、今日はこの通り。(@_@;)



連合艦隊発見!?
大水で避難した観光船です。
肩を寄せ合って激しい流れに耐えています。



石畳の路面と水面の差がこんなに少なくなっています。



左岸堤防堤防上へ。
世界文化遺産である平等院の鳳凰堂が見えています。



橘島までが半分程水に洗われています。
めったに見ることがない風景を見て増水の凄さを再認識。



水のパワーを痛いほど感じさせる風景。
でもこの流れは本流のものではありません。
本流は段差がなく そして直線的に流れているので、見た感じよりもはるかに強烈なパワーで流れています。



本流に流れ込む水。
本流側は静かに流れているように見えますが決してそうではありません。
渦巻き、あるいは逆流するなど実に複雑な流れ。
増水した宇治川の怖さは私達の想像をはるかに上回るものなのです。



現在規定されている放流量の最大値で流れていると思われる宇治川。
川が大きくなったような印象を受けます。



平等院表参道へ。



宇治橋。



普段の様相とは違う、牙を向いた宇治川の流れが宇治橋の下をザーザーと音を立てて流れていきます。。



宇治橋を渡り宇治川右岸へ。
京阪電車宇治駅近く。
川の近くで工事をする人がライフジャケットを着用。
川の中に入るわけではないのですが、万一の転落に備えてのこと。
決して大げさではありません。
いやむしろ、増水した宇治川の近くで仕事をする場合の当然の装備と言えます。



通園茶屋。



宇治神社近くの、川沿いに門がある不思議な場所へ。
に、ニャンだね君は!?(@_@;)



歩行者専用橋である「朝霧橋」。
激しい流れにたった1本の橋脚で持ちこたえています。
来るべき巨大地震の備えは、この朝霧橋に果たしてあるのかなあ・・・・??



「花の寺」の別名がある恵心院(えしんいん)へ。



境内にはハスの花が。



花をズーム!



ここ最近の降り続く雨で、アジサイがとっても元気。
「元気ハツラツ!オ※ナミンC。」って感じです。



アジサイの原種であるガクアジサイ。
改良されたアジサイの原種が日本に自生するこのガクアジサイ。
でもそのことは一般的にはあまり知られていません。



美しいアジサイの花。
幕末にドイツ人から日本にやって来たシーボルトも、このアジサイの花を心から気に入り愛したようです。



緑溢れる境内。



本堂へお参り。
天国に召された父を含めた家族の数である7本の線香を供え、家族の末永い幸せを演じます。
お寺に来るととっても心が休まります。



観流橋。
普段は宇治川に激しく水が流れ込む場所ですが、今日は宇治川の増水流れはほとんど感じられません。



水が迫る塔の島。



塔に明るさを合わせて撮影。



亀石クン。
姿が見えないだけでなく、渦巻いて水が流れていました。
亀石クン苦戦。



「幻の滝」。
普段は水が流れていませんが、大雨が降った時だけこうして出現。



吊橋へ。
足元には宇治川の激流。
歩くと橋が揺れるのですが、普段は何とも感じないその揺れが今日はとっても「怖く感じます。



天ヶ瀬ダム着。
旧志津川発電所のレトロチックなレンガの建物に水が迫っています。



1秒間に800トン以上の水が放流されています。
ドドドドドド・・・・。
腹に響く音と共に、霧状になった水が 時おり周辺を覆います。



ダムの上部に向かいます。
普段は少ししか水が流れていない滝がこんな「立派」に。



天ヶ瀬発電所。
放流の水しぶきを浴びています。



天ヶ瀬ダム上部着。
ダム緒元を眺めます。



琵琶湖〜大阪湾流域の地図。
それぞれの河川やダムの位置関係が実によく分かります。



ドーム型アーチ式の天ヶ瀬ダム。
大規模な放流の真っ最中で、下部ゲート3門が開放されています。



ダム真上から見る放流。
ドドドドという激しい音を聞きながら見る放流。
「地獄」を見るような恐怖を感じます。



咆哮を上げながら宇治川を駆け下る激流。
川幅が狭いこの辺りは凄い流速。



天ヶ瀬ダムを後にして白川へ。
防石ネットが続く道を歩きます。



緑がとっても色鮮やか。



とっても素敵な白川の里。



標高を上げ、白川の里とお別れ。



「太陽が丘」前通過。



太陽が丘北側の道。
ほんのわずかな区間ですが、こんな素敵な歩行者・自転車専用道があります。



帰宅して用事をこなしました。
宇治川の次に木津川へ。
木津川も凄い増水。



木津川が凄い増水!



あと50cm程増水すれば、流れ橋はその名前どおり流れそうな雰囲気。



流れ橋緊迫!



正面に見えているのはキュウリの栽培。
畑が完全に水に浸かっています。



とうとう流れ橋が通行禁止になってしまいました。



天王山方面を望む。



少しだけのぞく青空。



帰路に。
久御山町で 白いきれいな蓮の花を発見。



花をズーム。




宇治川と木津川周辺を約2万歩強ウオーク。
水のパワーを思いきり体感する一日になりました。
京都って素晴らしい!



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