今日から青森遠征。
初日の今日は奥入瀬渓流に行く予定でしたが、青森に着くとあいにくの雨。
仕方なく急遽予定を変更して恐山へ。

初日を含め4日間、レンタカーの予約をしてあります。
今日車を借りる場所は青森空港。
空港に着くと早速レンタカーを借りて走り出ました。
恐山へ向かう途中から凄い豪雨に。
カーラジオの情報では大雨洪水警報が発令されたとか。(@_@;)
河川がみるみる増水し、土のうを積んだ消防車両が走り回る中を一路恐山へ。

本日のウオーク歩数、18,062歩。
(最高気温は23℃)


2007年8月9日(木)




夜明け前に自宅を出発。
久しぶりに朝焼けを見ました。



青森までの時間は完璧に計画してあります。
JR奈良線の宇治駅で列車待ち。



伊丹空港着。
搭乗時間まで展望デッキで過ごします。



搭乗時間に。
今日はこの飛行機に乗ります。



エンジンの音〜 ゴ〜ゴ〜 と〜。
一路 青森を目指します。



富士山が見えています。
この富士山はかなり遠くから視認可能。
戦争中はB29が富士山を目印に東京を目指したようですが、人類の負の遺産の最たるものが戦争。
人類は、そして日本は。
戦争をなくすための英知を果たして働かせているのでしょうか。



青森空港に無事着陸。
京都はカンカン照りの天気だったのに、青森は想像さえしていなかった雨。(;一_一)



空港内のねぶた。
とってもいいですがマネキンの顔が今ひとつかと・・・・・。



初めての道、そして初めての土地。



時刻は正午過ぎ。
本日の最高気温は23℃!(^_^)v



ひた走ってついに恐山着。
山門横の六地蔵様がお出迎え。



恐山菩提寺境内へ。



境内の案内。



恐山という名前からどうしても「山」を連想してしまいますが、意外にもほとんどの建物が平坦な場所に建っています。



順路に沿って歩けば道を間違える可能性はほぼ0。
仮に道を間違っても境内は見通しがいいので、いつでも建物へ戻れます。



火山ガスの臭いがたちこめ地面は熱い。
地面の熱が履き物を通して足に伝わってきます。



高温の熱泥が吹き出ている場所は立ち入り禁止に。



恐山は今からおよそ1200年前。
ちょうど京に都が移された頃に慈覚大師円仁さまによって開かれました。
火山ガスが噴出する岩肌のこの辺りは地獄になぞえられています。



宇曾利湖が見えています。
地獄に対して、宇曾利湖を取りまく白砂の浜は極楽になぞえられています。



奥の院着。
奥の院と言っても階段を100段程上がるだけ。



釜臥山(かまぶせざん)にある奥の院の不動明王。



この地は宇曾利湖を中心に、釜臥山(かまぶせざん)、大尽山(おおづくしやま)、小尽山(こづくしやま)、北国山(ほっこくざん)、屏風山(びょうぶやま)、剣の山(つるぎのやま)、地蔵山、鶏頭山(けいとうざん)の八峰がめぐり、その地形はさながら花開く八重の蓮華のようだとされています。



地獄と呼ぶにふさわしい荒涼とした風景。



これで私は、日本三霊山である比叡山、高野山、そしてここ恐山の三山全てにお参りしたことになります。



なぜか今日はとっても素直な気持ちになれる私なのです。(^_^;)



凄い名前のものがあるようです。



名前から溶岩が湧いているような池を連想したのですが、イメージとは違いました。
これが血の池地獄。



確かに池が赤く染まっています。



宇曾利湖畔へ。



神秘的な雰囲気が漂う湖畔。



お参りを終えたので境内にある温泉へ。
「薬師の湯」です。



硫黄泉でガスが危険なので窓や戸を開けて入らなくてはなりません。
「お湯が冷たくなっていないかな?」と思って入ったんですが、かなりの高温。
水を入れて入れる温度まで下げるのに20分近くを要しました。



泉質は抜群。
湯船に浸かると浴槽の下から温泉成分がわきあがってきます。
当然のことながら「かけ流し」。



本堂。



恐山を後に。
宇曾利湖に流れ込む正津川に架かる太鼓橋。
正津川は三途の川だとされています。



青森まで戻り、宿泊先のワシントンホテルへ。



青森ベイブリッジへ。
観光物産館アスパム。



夜の青森ベイブリッジ。
とってもロマンチック。



こんな角度で見る橋も趣きあり。



見る角度を少し変えるだけで雰囲気もまた違ってきます。



きれい!



本当にきれい。



血の池地獄・・・?!
じゃなくって、ベイブリッジ近くの噴水。



こんなものを見ながら食事場所を探します。



これは味噌汁でもはありません。
青森名物の「いちご煮」。
いちご煮の名は、お椀に盛り付けた時に乳白色の汁に沈む黄金色のウニの姿が、まるで朝靄の中に霞む野いちごのように見えることから名づけられたとされています。
ルーツは漁師の浜料理で、晴れの席や正月には欠かせない食べ物だそうです。
さて、飲んで食べたのでそろそろホテルへ引き上げようかなあ・・・・。


青森の魅力。
本当に尽きません。
恐山には心から感動しました。
千年の永きにわたり「人が死ねばお山(恐山)に行く」という素朴な庶民信仰が何だかとっても実感できました。



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