今日は日曜日。
今日で私の実質的な「夏」は終わります。
去りゆく夏を惜しみながら、夕刻に2時間ほどの宇治川周辺ウオークを行いました。

本日のウオーキング歩数、16,374歩。(577キロカロリー消費)

2007年9月2日(日)




夕刻の宇治橋通り。



JR宇治駅前の源氏物語モニュメント。



暑いし日曜日の夕刻ということもあり人影はまばら。



現役で活躍する昭和初期の建物。
当時としては珍しい鉄筋コンクリート製です。



中学校の時の同級生のお店。
もうあの娘は「おばあちゃん」になったかもしれません。
どうしているのかなあ・・・・・。



上林記念館。
宇治橋通りには様々なものがあります。



橋姫神社。



境内へ。
橋姫というのは そもそもは橋を守る女神。
しかし宇治の橋姫はそれだけではなく、嵯峨天皇の時代に、夫に裏切られて憎悪に駆られるあまり宇治川に身を浸し生きながらにして鬼と化し願いを成就させた女性として、「平家物語」「太平記」「橋姫物語」に登場するなど、一般的な橋姫とは違う顔を持ちます。
昨日の「京都鬼伝説ゆかりの地ウオーク」の続きの雰囲気が。



橋姫神社の説明。



夫に裏切られた女性の怒りに共感的に思いを馳せつつ、しっかりとお参りします。
この小さな祠は以前はここではなく宇治橋のたもとに、更に昔には宇治橋の三の間にあったとされています。



橋姫神社を後に。
宇治の名水「公文水」跡を示す石。
宇治の名水は「阿弥陀水、泉殿、桐原水、法華水、高浄水、公文水、百夜月」の七つがありましたが、今は桐原水が残るのみ。



「ひょっとこ」と「おかめ」が飾られた蔵。



宇治橋西詰めの紫式部像。
単色の単色の式部像より生身の女性の方が・・・・。
ドモドモ。(^_^;)



夕刻の宇治橋。



平等院表参道へ。



いいですねえ・・・。
実にいい!
え、「何が?」ですって。
陳列してある商品に決まってますがな。(^_^;)



平等院山門前着。



山門前に咲くハスの花。
この時期にハスの花とは珍しいです。



もう夕刻なので花が閉じられています。
お休みなさいハスの花さん。



山門近くの料亭の玄関にもハスの花の蕾が。



宇治川左岸堤防に上がり、世界文化遺産の平等院鳳凰堂を眺めます。



塔の島(橘島)を目指します。
橘橋近くの宿木の群生。



橘島から朝霧橋へ。



宇治橋右岸へ。



右岸着。



宇治川右岸にある恵心院へ。



恵心院境内。
「花の寺」の別名がある恵心院は、残念ながら今の季節は花が少なめ。



恵心院を後にし「朝日焼き」前通過。



左岸を南進し観流橋(かんりゅうきょう)着。



観流橋下の流れ。



亀石クン。
宇治川にはこのような奇岩が多数あったのですが「開発」の名の元に次々に破壊されました。
今ではこの亀石クンをはじめわずかに残るのみ。



興聖寺を目指すことに。



その名もロマンチックな琴坂を上がります。



中国風の興聖寺山門。
もう扉は閉じられています。



夕陽を浴びる興聖寺の建物。



興聖寺を後に。



日没が近いことを感じる風景。



夕陽を浴びる発電所の流水路。



観流橋の流れを見る水鳥達。



宇治神社前通過。



匂宮と浮舟の像。



これは何という名前なのでしょうか。
皆目名前が分かりません。
おや?何かが動いているぞ。



近寄って見ると猫でした。
気持ちよさそうに体を舐めています。



猫の背後から人が近づきました。
すると猫の表情は豹変し野生動物の顔になりました。



夕陽に照らされる「建造物」。



右岸を更に南進。
「その他の危険」の道路標識下通過。
この標識は極めて数が少なく、見た人は極めて稀。
そんな道路標識が宇治にはあるのです。



橋寺放生院前通過。
境内には、宇治橋を架けた由来を刻んだ日本最古の石碑とされる「宇治橋断碑」(重要文化財)があります。



宇治橋東詰め着。
旧宇治橋の三の間が保存されています。



旧宇治橋の橋脚。
保存されている訳ではないのですが、未だに撤去されていないのです。(>_<)



日没が近づく時間帯の宇治橋の表情。



「巨椋池水のみち」へ。
頭上をJR奈良線の快速電車が通過。



宇治東部の山並みを見ながら北進。
この宇治東部の山は黄檗断層の活動により形成されました。
そして、黄檗断層が動いたという記録は皆無。
つまり、もうずいぶん長い間断層は活動を停止しているってこと。
ゆえに、いつ黄檗断層の活動による地震が起きてもおかしくないのです。
東海・東南海・南海の地震が発生した際に黄檗断層が動く可能性も高いと指摘されています。
風光明媚な京都は実は地震の巣窟。
一時期「京都は地震が少ない」などと言われていましたが、決してそうではありません。
京都盆地の形成は活断層の力によるものだし、何度も壊れた京都大仏ですが破壊された原因の一つが(伏見)桃山地震。
西日本が地震の活動期に入った今、京都に住む者は防災への備えをより強固にしなくてはならないと言えます。



夕陽に染まる槇島。



♪日暮はいつも淋しいと〜 小さな肩をふるわせた
 君にくちづけした時に 優しくゆれた 白い〜白い〜ブランコ♪
そんな歌詞を口ずさみながら、沈みゆく夕陽を眺めます。



さて!帰ろうっと。



私の今年の夏は、実質的には今日で完全に終わりました。
さて、明日からはガンガンいかなければ!
でも明日も暑そう・・・・。
嫌だなあ。(;一_一)
しか〜し!明日からはそんなことなど言ってられない毎日。
気合を入れてエイエイ オ〜!



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